世界のIQレベルを維持するためには - グローリア国際知財事務所

世界のIQレベルを維持するためには

 

近年、高校生や大学生らのIQレベルが減少傾向にあるそうで、危惧されている。特に、欧米諸国などの先進国でのIQ低下が顕著だそうだ。

新聞や雑誌の情報によれば、これには欧米諸国に移民が多く流入していることが大きく影響していると、分析されている。

移民の子供達は、母国語ではない言語で学校教育を受けることになる。そのため、学校の勉強についていくのが容易ではなく、よい学業成績を得るのに苦心する。それが昨今のIQの全般的な低下を招いているとのことだ。

しかし、多くの移民を受け入れいたせいだとは一概には言えないと思う。

アジア諸国や発展途上国の教育熱心な親たちは、積極的に子供を欧米諸国などの英語圏の学校へ留学させるが、彼らの多くは留学先で熱心に勉強し、英語をマスターし、好成績を残して卒業し、卒業後も華々しく活躍していたりもする。

ところで、世界の人々のIQレベルが最も高かった時代は、2000年代初頭から2010年頃のようである。

この頃は、ディスカッションや自分の意見を述べる事の重要性が認識され、学校教育にも盛んに取り入れられていた。それが上手く機能していたのではないだろうか。

一方で、コロナが流行して子供らが家からオンライン授業を受けることが増えてからは、平均IQ値が低下した。

それに輪をかけて、AIやChatGTPが流行し出してからは、宿題や課題をするのにこれらのツールを活用する学生が増えて来た。そのために、学生らが自分の頭で考える機会が減ってしまったのではないか。

学校や職場でfacetofaceで仲間と会うのは、直接的な会話を行うためだと考える。会話を楽しむためには、頭をフル回転して相手の話や心境を把握する必要があるし、これこそが人間らしい活動だと思われる。

これを怠っていると非常に無機質な世の中になり、しまいにはAIロボットよりもアホになってしまい、人間は職を失い、ロボットに支配されて住みにくくなってしまうだろう。

そのような考えで、私はあまりAIツールを好きになれずにいる。

勿論、AIロボットを補助的に活用して、効率よく業務を行うのは、時代の流れ的に大事なことではあるが、過剰にAIに信頼をおいて人間自身が思考するのを止めてしまったのでは、先には破滅しかない。

人との会話や交流を楽しむという、人間らしい営みをする。それこそが、人間が今後も賢くなり続ける秘訣だと考えている。

。。。という様な内容の英語スピーチを、先日行ったが、スクリプトの用意をする時間をタクシー乗車中の5~10分ほどしか取れずにして、「Amm」「えーと」「So,」を連発してしまい、玉砕した。どんなにれっきとした自分の意見があっても、ちゃんとスクリプトを用意しないと、良いスピーチは出来ないですね。次は、もっとスマートなスピーチを是非しよう。日々前進。

 

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