英字新聞および英雑誌のお勧め - グローリア国際知財事務所

英字新聞および英雑誌のお勧め

 

そもそも、私が英語の勉強法を、英字新聞を読む事を中心にした方法に変えたのは、ある知人のアドバイスがきっかけでした。

その方は、英会話スクールで一緒に勉強していた方で、私が当時英検の勉強をしていることを伝えたら、「英検に受かるための勉強はつまらない。過去問をやり込むなんて、それでは英語は身に付かないから。そんな事をしなくても、英字新聞を毎日読んでいたら、自然と英語力が鍛えられて、英検のための特別の勉強なんてしなくても自ずとそのうち受かるから。是非やってみて。」

その勉強法を聞いたとき、最初は驚きを隠せませんでした。しかし、この年配の語学堪能なジェントルマンの言い分は最もだと思ったので、私は騙されたと思って、毎日、英字新聞を読む生活に変えました。

すると、英字新聞をチェックする作業が、毎日やっているとなかなか楽しくなって来ました。

ここで、日本で入手できる英字新聞や英雑誌のいくつかを紹介してみたいと思います。

The Japan Newsは、読売新聞が元になっている英字新聞です。日本人の英語学習者が主な読者層のため、平易な英語で書かれていて、理解しやすいです。しかも、内容が分かりにくいと感じれば、日本語の読売新聞に同様の記事が掲載されているはずなので、そちらを当たれば、内容を把握することができるという安心感があります。

The Japan Timesも、日本に居ながらにして入手しやすい新聞です。こちらは、日本に居住しているネイティブスピーカーが主な読者層のため、少し難しい英語が用いられています。しかも、記事の内容にかなりバイアスがかかっています。それを毛嫌いして、The Japan Timesは嫌いだ、という人々も多いですが、私としては、様々な意見を見聞出来て、個人的にはとても好きな新聞です。

The Guardianは、イギリス系の新聞であり、大学図書館などのかなり大きな公共機関に行かないと置いていないことが多いです。しかし、綺麗な写真が沢山採用されており、楽しく読める新聞です。記事のクオリティも、米国の友人が言うには、かなり良いそうです。また、様々な分野の記事が扱われているので、読み物としてかなり楽しめます。

The Washingtpn Postも、米国の友人によれば、権威ある高品質の新聞だそうです。図書館に置いてあるのは知っていますが、私は殆ど読んでみたことがありません。サーモンピンク色の、かなり目立つ紙面ですが、高尚な雰囲気が漂っているため、近づけません💦もう少し英語力が向上すれば、必ずトライしてみたいと思っています。

他に、日本人にも有名な洋雑誌として、The Economist、Foreign Affairs、The New Yorkerがありますので、そちらについても簡単に触れておきます。

The Economistは、過去には権威のある雑誌で、記事の品質も高かったそうですが、最近はだいぶ劣化してしまったそうです。しかし、日本人の英語学習者のあいだでは以前としてかなり人気ですし、大型の書店に行けば用意に入手出来ます。

Foreign Affairsは、米国の政治経済や観点を知りたければ、大変参考になる良書です。用いられている英語は少し難しいですが、内容を読んで把握したいという強い気持ちがあれば、立ち向かえそうです。

The New Yorkerは、過去にはクールな知識人が愛読しているイメージが強かった様ですが、今はだいぶイメージが変わってしまったようです。むしろ、The New Yorkerなんて読んでいたら、何で今更?と格好悪く見えたりするほどだということです。しかし、我々は日本人なので、別にThe New Yorkerを有難そうに読んでいても、変な人に見えてしまう恐れはないでしょう。ただ、表紙のデザインは非常にお洒落で、飾っておきたくなるぐらいのものです♪

以上、日本で入手可能な英字新聞および英雑誌についてまとめてみましたが、かなり個人的私見が入ってしまっていることに関しては、ご了承くださいませ。

 

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