海外代理人とコネクションを作る方法 - グローリア国際知財事務所

海外代理人とコネクションを作る方法

 

去年、弊所で行った活動の中で最も成功したことは、海外代理人とのコネクション作りだったと思います。
それでは、どの様にすれば海外代理人とコネクションを形成して良好な関係を築けるかについて、私なりの考えを書いてみたいと思います。
まず、人間関係を築くためには、face to faceで会うことがどうしても必要だと思います。
如何にインターネットが発達しても、メールやSNSのやり取りだけでは、相手の人柄や印象などが殆ど把握出来ないからです。
そのため、初期費用はかかってしまいますが、まず何等かの国際会議が開かれる際に、現地へ行ってみることが必要です。それが、良好な関係を形成するための第一歩です。
国際会議には様々なものがありますが、毎年開催されるものの中で知的財産分野で有名なものには、INTA、AIPPI、AIPLAなどがあります。
この中で、INTAは最もお祭り的要素が強く、現地へ訪問するだけでも相当楽しめます♪
商標関係の弁理士が集まる、というイメージがあるかもしれませんが、特許系の弁理士も世界中から大勢参加します。
国際会議の現地へ足を運んだ際には、国際会議そのものだけではなく、その後に開かれるレセプションパーティーになるべく沢山参加することをお勧めします。
国際会議そのものへの出席よりも、レセプションパーティーへの出席のほうが大事なぐらいに、マストです!!
中には、人脈作りのために、1日のあいだに2,3件のレセプションパーティーをはしごする強者も居るぐらいです。
レセプションパーティーには、極力多くの名刺を持参します。数百枚の名刺が、意図も簡単に消費されてしまうので、驚くばかりです。
少なくとも300枚は持参するのが、安心なぐらいです。
レセプションパーティーで他国の代理人と会話する機会を得られたら、極力会話を楽しみます。何か相手の印象に残る様な、個性が光る会話をするように努力します。それで、相手に自分の事を覚えてもらいます。
帰国した後には、レセプションパーティーで名刺交換をしたことの御礼を、メールで送ります。出来れば、FaceBookなどで友達申請をして、SNSでも繋がります。
その後も、折に触れてメールやSNSで情報交換を続け、関係を長続きさせます。
恋人との恋愛関係を長く続けるコツと同じで、マメにコンタクトを取ることが本当に大事です。
誕生日のお祝いや、新年のあいさつ、相手の投稿した記事へのいいね等、小さなことでよいので、無理のない範囲でコツコツと続けます。
その際にも、一般的な文面に終わるのではなく、ちょっとしたこちらの近況を伝えたり、相手の近況を尋ねたりします。
相手の存在を忘れない様に、時々、国際会議で仕入れた大量の名刺を見返して、定期的に相手の顏や印象を思い出す様にします。
この様な流れを実践すれば、きっと海外代理人と友達になれ、上手く行けばビジネス上のやり取りも生じるかもしれません。
海外代理人と良好な関係を築きたい、という方は、是非試してみて下さいね☆彡

コラム一覧

TOP
LINEでお問い合わせ お問い合わせフォーム